2010年2月
日本における防犯事情
日本では長年の間、『水と安全はタダ』などと言う風に言われてきましたね。
しかし近年では必ずしもこの言葉はわが国には当てはまらなくなってきたようです。
非常に残念なことではありますが、女性を狙ったストーカー犯罪や、空き巣、児童を巻き込んだ犯罪、また、外国人グループによる出稼ぎ犯罪者の増加など、治安の低下は著しいものがあるようです。
そこで当サイトでは、様々な場面における犯罪の発生と、その予防対策に重点をおいて研究、対策を講じてゆきたいと考えています。
窓ガラス用防犯フィルム
窓ガラスをの鍵のそばに手が入る程度の穴を開けて窓ガラスの鍵を開けます。
そこで、鍵の周りに特殊なフィルムを張ることで、ガラスが割れにくいようにするフィルムがあります。
空き巣は音を立てることを極端に嫌がりますから、窓ガラスから進入する際はドライバーなどで少しずつ小さな穴を空けて、徐々に穴を大きくして、そこから手を入れる形で鍵を開けます。
その後は窓を静かに開けて室内に侵入するわけです。
また、窓ガラスに穴を空ける場所ですが、鍵の周りだけと思う方も多いようですが、必ずしもそうではありません。
窓の四隅などは音も鳴りにくく、特に狙われる場所です。
肩まで手を入れれば、かなり長い距離に手が届くことは予想できるでしょう。
防犯フィルムを張る際の注意点
①比較的広い範囲に防犯フィルムを張る
②防犯フィルムを張ってあることをアピールするステッカーなどもあわせて利用する
当然ですが、侵入しにくい家よりは、進入しやすい警戒が甘い家を狙います。そのため、防犯フィルムが張ってあることをアピールするステッカーなどを併用することもポイントです。
なお、『スーパーポリス』という防犯フィルムがオススメです。
防犯フィルムの効果
それでは、防犯フィルムの効果はどうでしょうか?
答えは一定以上の効果があるということです。
先ほども述べましたが、空き巣は入り難い家より、入り易い家を狙うものです。
また、防犯フィルムはガラスを破壊することを困難にしますから、当然効果はあるでしょう。
防犯フィルムは万全ではない
ただし、防犯フィルムも万全ではありません。
当然カッターで切ることもできますし、鋭利な刃物で少しずつ音を立てずに穴を空けることも可能です。
重要なことは『万能ではない』と言うことを頭に入れておくことでしょう。
空き巣は気の緩んでいるところを狙ってきます。
防犯ブザーの併用、防犯の心得なども常にもっておきましょう。
窓用 補助錠
窓用補助錠は窓からの侵入を非常に強固にガードしてくれます。
窓ガラス自体に張るタイプや、窓枠部分に取り付けるタイプなどがあります。
ガラスに張るタイプはその部分のガラスを破壊して取り除くことができますので、100%ではありませんが、取り付け簡単です。
窓枠に取り付けるタイプは事実上窓ガラスに穴を空けて、窓の鍵を開けての進入は不可能となります。
補助錠のデメリット
補助錠は窓ガラスからの進入を防止する非常に効果的なアイテムですが、デメリットもあります。
それは、頻繁に開け閉めをする窓ガラスに設置した場合、窓ガラスの開閉に手間がかかってしまうと言うことです。
ですので、あまり頻繁に空けない窓に向いているといえるかもしれません。
なお、取り付け箇所によって換気程度の窓の開閉ができるものもあります。
窓用 防犯ブザー
窓の防犯対策として非常に効果的なのが、防犯ブザーです。
ほとんど全ての空き巣は音がなることを嫌いますから、防犯ブザーが付いていればほぼ狙われることは無いでしょう。
開けるとなるタイプ
開けるとなる防犯ブザーは、窓が開くとブザーがなります。
ゆれてもなるタイプ
窓を開けようとしても音が鳴ります。ただし、暴風などの時になってしまう危険性もあります。
バンピング(バンプキー)
バンピングは非常に恐ろしい開錠手段です。
ピンタンブラー錠という種類の鍵を『バンプキー』といわれる鍵で、いとも簡単に開けることができます。
下記の写真のようなバンプキーを用いれば、同じ種類のピンタンブラー錠を全て開けることができます。
バンピングの恐怖
バンピングの恐ろしいのは、鍵を開けて入られた痕跡がほとんど残らないと言うことです。
そのため、何かを盗まれても、また、ストーカー被害にあっていても、気づかないと言うことです。
盗みの手口も巧妙化して盗難の発覚が困難になっています。
日本でのバンピング手口による犯行
日本では以前はディスクシリンダー錠がほとんどでしたので、バンピングが大きく取り上げられることはありませんでした。
しかし、ディスクシリンダーはピッキングの絶好のカモであったため、それに台頭してきたのがピンタンブラー錠でした。
日本ではまだあまり、バンピングによる犯行が大きく取りざたされていませんが、近い将来必ずこれらが取りざたされるでしょう。
ディンプルキーもピンタンブラーキー
ピッキングが絶対に不可能と言われて、日本に瞬く間に広がったのがこのディンプルキーでした。
確かにピッキングはほぼ不可能で、複製も非常に難しいものです。
ただし、このディンプルキーもピンタンブラー錠です。
つまり、バンピングで開錠可能と言うことです。
バンピング対策方法
ディスクシリンダー錠を使えばピッキングに合いますし、ピンタンブラー錠を利用すればバンピングに合う可能性が出てきます。
それでは、どのような対策をすればよいのでしょうか?
対策済みのピンタンブラー錠に変える
2004年ころから日本の鍵メーカーでもバンピングについて考えるようになってきました。
そこで、鍵のメーカーに問い合わせたり、鍵屋で対策済みの鍵に換えることです。
鍵の取替えは個人でも日曜大工に自信の有る人であれば説明書や、インターネットを見ながら行うことができます。
ピッキング対策の施されたピンタンブラー錠で1万円程度で販売されています。
最近のものはほとんどバンピング対策済みです。メーカーに自身の鍵を確認してみてください。
指紋認証、パスワード、電子錠などへの変更
ピッキングも困難で、バンピングも困難な方法への変更ないしは、追加の検討です。
それが、指紋認証、パスワード、電子錠などへの変更、ないしは、補助錠をつけるという方法です。
補助錠をつけるのは比較的簡単です。
パスワード式の補助錠や、リモコン式の補助錠などがあります。なお、値段は張りますが携帯で操作できるものもあり、かけ忘れなどの心配もありません。
鍵カバーの利用
鍵に鍵をかけます。
ピッキングに有効な対策でしたが、バンピングにも有効です。
ただし、カバーを開けられれば当然犯行が可能になります。
いずれにしてもこのような手口が存在することを知った上で、対策ないしは注意をしておくことが重要です。
カム送り開錠(バイパス開錠)
カム送り開錠は一部の限られた鍵に限定された開錠方法です。
シリンダーのリング(写真)といわれる部分をまわしたりして浮くタイプのものが犯行のターゲットになります。
一部の鍵はこの浮くタイプのものがあります。古いタイプに良く見受けられます。
このシリンダーのリングを浮かせてその隙間から特殊な道具を挿入することで、簡単に開錠することができます。
カム送りが可能な型
http://www.npa.go.jp/seiankis7/case.htm
カム送り対策方法
カム送りの対策方法としては、個人でもできるシリンダーの変更ではなく、鍵全体、場合によっては大掛かりな対策が必要です。
とはいえ、カム送り対策部品がありますので、それをシリンダーの一定の場所にはめ込むことで可能です。
※隙間によっては部品を入れられないような場合もあります。
部品があれば個人でも設置できますので、メーカーに問い合わせて聞いてみるとよいでしょう。また、個人では対策できない方は鍵業者に相談してみましょう。
ピッキング
こちらはかつて日本で一斉を風靡した犯罪の手法ですので、既に説明は要らないでしょう。
専用の工具を用いて、鍵を開ける手法です。
ピッキング対策
ピッキングの対策方法としては、一番よいのはシリンダーの変更です。
ピッキングが不可能なディンプルキーが多く出回っていますので、そちらに変更をするとよいでしょう。
<<オススメのディンプルキー
各メーカーから様々な鍵が出ていますので、シリンダーを変更してみるとよいでしょう。
なお、最近のものは対策が既になされていますが、中には古い機種などで、バンピング対策がなされていないものもありますので、注意してください。
サムターン回しとは?
サムターン回しとは、ドアに1センチ以下程度の小さな穴を空け、そこにL字などの金具を挿入し、ドアの内側から鍵のつまみをまわして開錠する方法です。
これも非常に厄介な犯行手口です。
また、厄介なのはドアに穴が開きますのでドアの取替えが必要になることです。
そして、様々な鍵のタイプに対応していると言うことです。
サムターン回しの対策方法
サムターンカバーを取り付ける
ドアの内側にサムターンカバーと言うのを取り付けてサムターン回しができないようにします。
非常にシンプルですが、サムターン回しはこれでできなくなります。
サムターン回し対策済み鍵
サムターン回しができないように、内側の鍵のつまみにポッチが付いており、それを押してまわさないと鍵が廻りません。
最近は良く見かけるようになってきました。
センサーライト
センサーライトとは人が近づくとライトが点灯しあたりを照らし出すと言うものです。
現在は非常に普及していて、道を歩いているだけでもたまに反応して照らされたことはありませんか?
この防犯ライトは夜間の犯行に対しては非常に高価を発揮するでしょう。
煌々と照らされて気軽に犯行を行う犯人は少ないでしょう。
そのため、有る一定の威嚇効果が認められています。
設置の際の注意点
センサーライトを設置する際は家を取り囲むように死角なく設置することです。
ですので、数箇所に設置することをオススメします。
また、コンセント式のものなどで、簡単にコンセントを抜けるような場所に設置するのもよくありません。
さらに屋外に設置する場合は、屋外用センサーライトを購入しましょう
昼間の防犯
センサーライトは光で犯人を威嚇するのが目的ですので、昼間の犯行には効果が非常に薄いです。
ですので、そんなときにオススメなのが、光と共に音も出すタイプです。
昼間の空き巣などは音が出ることを非常に嫌がりますから、こういったタイプは非常によいでしょう。
また、音も警戒ブザー音から、メロディー音まで様々に用意されているものがありますから、ご近所のことを考えて音を選択することもできます。
また、屋外に設置したセンサーライトから信号が送られて屋内に有るスピーカーで誰かが近づいてきたことを教える機能が付いているものもあります。
価格
なお、屋外用の高性能なものでも1万円前後で流通しています。
また、ソーラー式で太陽電池で稼動するものなどもあります。
光だけで威嚇するものでしたら、2,000円程度~流通しています。いずれにしても用途で選びたいものです。